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スケジューリングは奥が深い

また大規模な新プロジェクトが始まったので、
改めてスケジューリングについて、
尊敬する長尾さんの本を読み返したので、読み返しながらメモ。

ちなみにツールについては、
ExcelかMS-Projectを利用している方が多いのではないでしょうか。

個人的には、GANTTProjectも試したりしましたが、
MS-Projctを使うことも多いです。

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■所要時間の見積もり方式、PERT or CPM

・PERTを利用して作業の所要期間を見積もる際

 以下の数式を利用

 (悲観的見積もり×1 + 標準見積もり×4 + 楽観的見積もり×1) / 6

 MS Projectには、楽観的見積もり値,最確見積もり値,悲観的見積もり値を
 アクティビティに設定すると,自動的にPERTでクリティカルパスの計算を
 してくれる機能がある。

・CPMを利用して作業の所要時間を見積もる際は
 標準見積もりの1点見積もりを活用する

■原則

スケジュールを支配するのは投入リソースである

ある作業が所定期間内で確実に実施されるには、
それを可能とするリソースの数(量)、生産性と動員のタイミングが
考慮されねばならない。

スケジュールとは、
ある時期に確保できる人的リソース(要員)が、
その作業に必要な物的リソース(設備、資材、機器、装置、環境)を
使って、それらリソースの生産性により支配される時間の中で、
アウトプット(中間成果物)を生み出す
というごく単純な原則。

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■スケジューリングのプロセス

・STEP1
 投入リソースを想定してワークパッケージごとの所要時間を見積もる

・STEP2
 リソース活用上の前提の現実性をチェックし、制約の弾力性を分析する

 各リソースの稼動カレンダー、オーバータイムの可能度、等。
 さらに、各作業をリソース主導のものと期間主導のものとに区別する。
  (詳細は以下)

 「Resource-Driven」
 リソースの投入量を変化することにより期間を調整できる作業のタイプ

  「Effort-Driven、Fixed Duration」
 投入量と無関係の要員で期間が支配される作業のタイプ

・STEP3
  作業間の依存関係を設定し、マイルストーンと連結する

 最初は各作業ができるだけ早く着手できるように
 ASAP(As Soon As Possible)タイプで作業間の順番を設定していく

 マイルストーンとその先行作業、後続作業との依存関係の設定を
 忘れないように注意。

 最後に、先行作業や後続作業に連結していない作業、ダングラーを
 発生させるような初歩的ミスをチェック。

・STEP4
  作業時間面での前提の現実性をチェックし、制約の弾力性を分析する

 具体的には、
 1)プロジェクト・カレンダー(休日、祝祭日、夏休み)
 2)顧客の作業(レビュー、個別契約作業)日程
 3)契約で規定された検査、検収
 4)外部システム監査
 5)各テスト
 6)その他のマイルストーン
 7)内部承認時間
 8)作業現場へのアクセス期間と入館規制
 9)作業範囲の明確度
 10)許認可のプロセス
 11)資材機材の搬入のロジスティクス
 12)その他の技術的制約
 等

 マイルストーンを絶対的なものとそうでないものに区別する。
 死守しなければならないマイルストーンとは何か、
 交渉で動かせるマイルストーンとは何か、
 をそれぞれ識別しておくと、
 問題発生時の調整が可能になる。

・STEP5
  ネットワーク計算により各作業経路の弾力性を分析する

 シミュレーションにおいて重要なのがネットワーク計算。
 ネットワーク計算の基本であるフォワード・パスと
 バックワード・パス。

 これにより、クリティカル・タスク、クリティカル・パス、
 スラック(もしくはフロート)が出る。

・STEP6
  ウィークリンク(Weak Link)を特定する

 クリティカル・パスとは違った概念であり、
 作業間での繋がりで遅延や問題が発生しやすい箇所。
 事前に注意する部分を認識できる

・STEP7
  シミュレーションの過程で要注意箇所を客観化する

 リソースをもとにスケジュールを組み、ネットワーク計算によって
 プロジェクトの総所要期間を算出すると、顧客の要求した
 プロジェクト期間より足が出ることがほとんど。

 はみ出した部分をどうやって収めていくか試行錯誤する過程こそが
 スケジュールの最大の山場。

・STEP8
  スケジュールを継続的にチェックし、変化に対応して調整する
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