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なぜ、自分の手足を切断したいと思うのか

 ショッキングなタイトルで、恐る恐るクリックした記事。

▼自分の四肢を切断したい人々:BIID症候群と「脳と精神」
http://wiredvision.jp/news/200907/2009071623.html#


自分の健康な身体が、内なる自己認識とは一致しないと
感じ、結果、自ら身体障害を得たい(足を切断したい等)という
願望を持つ人がおり、BIID症候群と呼ぶそうです。

なぜそんな願望を持つかというと、以下のように
精神疾患なのか、神経的な問題なのかは議論が分かれているようです。

McGeoch氏と共に論文を書いた大学院生David Brang氏は、
「この現象は心理学的な問題だと考えられて来たが、
神経的な問題であることが明らかになった」と語っている。

これに対してFirst教授は、fMRI研究の重要性を無視する
わけではないが、このことをBIIDの原因とする見方には
異議を唱えている。「McGeoch氏の観察したものは、
精神疾患が脳に及ぼした影響にすぎない」とFirst教授は
言う。

なお、記事を読んでいると、ラマチャンドラン氏の名前が。

ラマチャンドラン氏は、アメリカを代表する神経科学者で
凄い方です。

存在しない手足が激しく痛む「幻肢痛」という病気が
あるのですが、この治療において、自己の身体イメージを
操作する「ミラーボックス」と呼ばれる単純な装置を
考案し、治癒させることに成功しています。

これは、脳血管疾患などによる片麻痺のリハビリテーション
にも応用されています。

私がラマチャンドラン氏のことを知ったのは、
「脳のなかの幽霊」という本でした。


「脳のなかの幽霊」




タイトルだけ見るとオカルトっぽいですが、
臨床経験をもとに、脳に対する洞察を書いた本。

・切断された手足がまだあると感じるスポーツ選手
・自分の体の一部を人のものだと主張する患者
・両親を本人と認めず偽者だと主張する青年
など、著者のラマチャンドランが出会った様々な患者の
奇妙な症状を手がかりに、脳の仕組みや働きについて
考えます。

仮説と実験が豊富で、
「意識とは何か?」「自己とは何か?」
というところに切り込まれていて、哲学的な趣もあり
(アプローチ方法は科学ですが)、とても面白いです。

「バカの壁」で有名な養老孟司氏の本が
好きな人にもオススメ。
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