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企画脳

■企画脳

秋元康・著



秋元康氏による、企画や仕事についての考え方の本。

秋元康氏が凄い方だというのは知っていましたが、
ここまで多くのヒットを手がけられた方だったんですね。↓

『おニャン子クラブ』『とんねるず』『あずきちゃん』
『川の流れのように』『Oh!マイ・コンブ』『愛が生まれた日』
『湯川専務』『着信アリ』『イ・ビョンホン』
『象の背中』『ジェロ』『AKB48』……。

恥ずかしながら、この本を読んで初めて詳しく知りました。

意外だったのは、
発想や企画のネタについて、忘れまいとしてメモを取る
ことはしない、ということ。

「忘れる」というフィルターがかかることで、
不必要なもの、重要性がないものがこぼれ落ちていくから
とのことです。

また、その多才な才能から天才だと思っていましたが、
努力の人でもあります。

放送台本を書いた後、みんなで飲みに行くのを断って
作詞をしていた、等。

これって強烈な意志が必要なんですよね・・。

以下、メモ。


------------------------------------------------------------

・発想や企画のネタについて、忘れまいとしてメモを取る
 ことはしない。

 「忘れる」というフィルターがかかることで、
 不必要なもの、重要性がないものがこぼれ落ちていくから。
 
 忘れてしまうことは、しょせん「記憶」に値しない。
 それだけのことなのである。

・差別化

 コマーシャルのプレゼンでも、まず当たり前のことを
 できるだけ考えて、その当たり前のことは
 「ここの代理店がやるだろうな」というのは
 全部はずしていく。

・すべての人間にいい顔はできない

 つきあいが悪いと思われても、嫌われても
 それは電車の窓から一瞬のうちに走り去っていく
 風景の一コマにすぎない。

 人の目なんて、たかだかそんなもの。

 すべての分野で勝ち続けることはできないし、
 だれからも好かれる八方美人であり続けることも
 できない。

・川の流れ理論

 同じ川の流れの中でもがくのではなく、
 与えられた仕事のノルマをこなし、
 酒を飲みに行って帰るという日常のリズムから
 どうやってはみ出すか。

・プレゼンテーションは、
 企画を売り込む場でもあるが、
 「人物」をプレゼンテーションする場である

・整理できない情報こそ重要

 情報はむしろ整理しないほうがいい。
 大事なのは混沌としたままにしておくこと。
| BOOKS | 00:13 | comments(0) | trackbacks(0) | このエントリーを含むはてなブックマーク

「知の衰退」からいかに脱出するか?

 ■「知の衰退」からいかに脱出するか?

大前研一・著




中国旅行の際に、飛行機の中で一気に読んだ本。

グローバルな視点から、大前氏が現在の日本の”バカっぽい現象”を
斬りまくる。ただし深い愛情を持って。

自分の将来や国の将来を考える上で、とても考えさせられた。

日々とにかく自分の頭で「考える」こと、
「行動する」ことの重要性を改めて認識させられた。


以下、メモ。


----------------------------------------------------------------------

・知の衰退は「視野狭窄」から起こる。
 現代の日本人はみな自分たちの周囲のことしか見ず、
 思考停止に陥っている

・「スモールハッピネスでいい」という考えは、「ポルトガル現象」。
 1種の敗北主義と言える。このまま行ったら、日本はポルトガルになる。

・『国家の品格』は「思考停止のすすめ」ではないか。
 「21世紀を武士道精神で乗り切ろう」という精神論にすぎない

・考えない人間は、実は「意見」を持ってしまう。
 単なるエモーションを意見だと信じてしまう。

・「失われた10年」という呪文

 誰もがバブル崩壊以来、日本はずっと低迷し続けたというが
 そうではない。
 この呪文に惑わされなかった企業は”ちゃんとやっていた”

・「日経を読むと日本の経済がわからなくなる」というのは
 あながち笑い話ではない。

 日経平均が1万8000円を割り込んだとき、日経新聞は
 「日経平均は2万3000円になる」と書いていたが、
 その後歴史的な底値7603円になった。

・「お笑い」と「クイズ」で低IQ化が進むテレビ

・ゼロ金利でも銀行に預け続ける国民

 預金者は無視され、得したのは銀行だけというのが
 ゼロ金利政策の真実。

 家計から金融機関および企業へと所得移転が進んだだけ。
 しかし「思考停止」状態に陥った人々は、小泉元首相の口車に
 乗せられ、「改革は進んだ」と思い込んでしまった。

・世界には10%以上の運用実績のファンドも多数あるが
 そこに日本の個人のお金が流れない。
 これは「怪奇現象」としかいえない話。

・日本国債は最もリスキーな金融商品

 2007年度末で国債残高と地方債残高を含めた
 日本の借金総額は1000兆円を軽く超えている。

 年間GDPの2倍以上だから、とても返せる借金ではない。

 そんな借金漬けの国が発行する国債は安全な商品ではない。
 しかし安全な商品としてなぜか信じられている。

・将来を心配しても対策を講じている人はゼロ

・日本人は死ぬ瞬間が一番金持ちである(死ぬ瞬間に
 一人平均3500万を残して死んでいく)が、
 先進国のほとんどの国民は、生存中に資産を使い切る生き方を
 している。

・葬式代は350万くらい。
 生きている間に儀式の大枠を決めて入札させた上で
 葬儀屋を決めておくと、コストを3分の1に抑えられる。

・だいたいにおいて裕福なFPを見たことがない。

・「B層」という「小泉支持」の「IQが低い人」

 郵政選挙で
 竹中平蔵経済財政大臣(当時)が起用した
 広告代理店、有限会社スリードが作成した資料にあr
 「B層」という言葉。

 「B層」は
 「小泉内閣支持基盤」「主婦層&子供を中心」「シルバー層」
 「具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを
 支持する層」と定義され、このB層を狙ってプロモーションが
 行われた。

・調べものは全てGoogle検索で済ませていると、考える力が衰えて
 バカになるのではないか?
 →知識獲得のために使っていた時間を思考に使えばいい

・サイバースペースから情報を抽出する方法

 大前氏は10年ほど前から新聞を購読していない。
 テレビのニュースも見ない。
 雑誌はあえて編集方針に偏りがあるものばかり購読する。

 ニュースや情報はサイバースペースから収集する。
 RSSを使って毎日500、1週間で3500ほどの記事を読む。
 その後、自分で加工して読み込んだ情報を4回見直すことで
 ほとんどの情報が記憶に残る。

・21世紀の教育の目的

 どんなに新興経済国が追い上げてきても、日本がメシを
 食っていける人材、世界のどこに出しても活躍できる人材を
 生み出すこと。

 「日本は、これからそもそも何でメシを食っていくのか?」
 を国民全体で考えなければならない。
 そうすれば目指す方向が明確になり、何を身につけさせれば
 いいかも明確になる。

・中学、高校時代に1年間くらいは海外で生活するという経験を
 させるべき。今の教育費は公的援助だけで年間70万くらいに
 なる。70万出せば中国でもタイでも生徒を1年間預かってくれる。

・気がつけばアジアで日本人だけが英語を話せない

・現在の教育の最大の問題点は
 親が教育を放棄して、学校や塾に教育をアウトソーシング
 している”つもり”になっていること。

・すでに地方の国立大学は役目を終えている

・教えるべきは”3種の神器”とリーダーシップ

 「英語」「ファイナンス」「IT(それを駆使した論理的思考、
 問題解決法を含む)」+リーダーシップ

・低IQ社会で得をしているのは誰か?
 →日本国政府(官僚機構)
  外国人投資家
  投資ファンド

・私たちはどうすれば、この”低IQ社会の罠”から
 抜け出せるか?

 →国に頼らず、自分で立つ

・21世紀の教養

 クラッシック音楽、古典文学、古典美術といった
 伝統的な教養は、いまは通用しない。

 時代が変わったのだから教養も再定義が必要。

 教養というものの重要な機能の一つは
 「知的基盤の共有」。

 いま共有すべきは、
 「地球市民として具体的にどのように考え、
 どのようなアクションを起こしているか?」
 という意識。(社会貢献や環境問題)

 さらに「ネット社会の最先端の動き」を
 知っていることも重要。
| BOOKS | 23:53 | comments(0) | trackbacks(0) | このエントリーを含むはてなブックマーク

なぜ、自分の手足を切断したいと思うのか

 ショッキングなタイトルで、恐る恐るクリックした記事。

▼自分の四肢を切断したい人々:BIID症候群と「脳と精神」
http://wiredvision.jp/news/200907/2009071623.html#


自分の健康な身体が、内なる自己認識とは一致しないと
感じ、結果、自ら身体障害を得たい(足を切断したい等)という
願望を持つ人がおり、BIID症候群と呼ぶそうです。

なぜそんな願望を持つかというと、以下のように
精神疾患なのか、神経的な問題なのかは議論が分かれているようです。

McGeoch氏と共に論文を書いた大学院生David Brang氏は、
「この現象は心理学的な問題だと考えられて来たが、
神経的な問題であることが明らかになった」と語っている。

これに対してFirst教授は、fMRI研究の重要性を無視する
わけではないが、このことをBIIDの原因とする見方には
異議を唱えている。「McGeoch氏の観察したものは、
精神疾患が脳に及ぼした影響にすぎない」とFirst教授は
言う。

なお、記事を読んでいると、ラマチャンドラン氏の名前が。

ラマチャンドラン氏は、アメリカを代表する神経科学者で
凄い方です。

存在しない手足が激しく痛む「幻肢痛」という病気が
あるのですが、この治療において、自己の身体イメージを
操作する「ミラーボックス」と呼ばれる単純な装置を
考案し、治癒させることに成功しています。

これは、脳血管疾患などによる片麻痺のリハビリテーション
にも応用されています。

私がラマチャンドラン氏のことを知ったのは、
「脳のなかの幽霊」という本でした。


「脳のなかの幽霊」




タイトルだけ見るとオカルトっぽいですが、
臨床経験をもとに、脳に対する洞察を書いた本。

・切断された手足がまだあると感じるスポーツ選手
・自分の体の一部を人のものだと主張する患者
・両親を本人と認めず偽者だと主張する青年
など、著者のラマチャンドランが出会った様々な患者の
奇妙な症状を手がかりに、脳の仕組みや働きについて
考えます。

仮説と実験が豊富で、
「意識とは何か?」「自己とは何か?」
というところに切り込まれていて、哲学的な趣もあり
(アプローチ方法は科学ですが)、とても面白いです。

「バカの壁」で有名な養老孟司氏の本が
好きな人にもオススメ。
| BOOKS | 12:46 | comments(0) | trackbacks(0) | このエントリーを含むはてなブックマーク

PLUTO

「PLUTO(プル―トゥ)」の最新巻の8巻が発売されてたので、買いました。そろそろクライマックスかな?

・・・最終巻でした。いい物語だったなぁ。

オトナになった、鉄腕アトムを見ていた少年たちにオススメです。

『PLUTO 8
浦沢 直樹 (著)




| BOOKS | 21:48 | comments(0) | trackbacks(0) | このエントリーを含むはてなブックマーク

捨て童子 松平忠輝

 毎月、本を数万円分買うのとともに、マンガもかなり買っているのですが
最近、コンビニで横山光輝のマンガがよく売っていて、ファンとしては
必ず買ってしまいます。

最近はこれ↓

『捨て童子 松平忠輝』
(上・中・下)

原作は隆 慶一郎。

徳川家康の六男として生まれ、幼少期は「鬼っ子」と呼ばれながらも
文化や学問に造詣が深く、切支丹や傀儡子とも交わっていた
悲劇の英雄。

二代将軍・秀忠や鎖国政策をとった三代将軍・家光と
全く違っていて、
忠輝が将軍になっていたら、鎖国もなく
日本の歴史はきっと変わっていたんだろうな、と思います。

個人的には、忍者や柳生新陰流の戦闘シーンも
横山
光輝ならではの画で大好きです。
| BOOKS | 03:11 | comments(0) | trackbacks(0) | このエントリーを含むはてなブックマーク

あしたのための「銀行学」入門

『あしたのための「銀行学」入門

大庫 直樹 (著)






著者は元マッキンゼーで金融機関の経営改革に
携われてきた方ですが、平易な言葉で書かれて
いて1時間ほどですぐに読めました。

貸し渋りの真実や、ALMという収益モデルは
初めて知りました。

数字に基づいて書かれており、なるほどなぁ
という感じ。

メガバンク誕生までの変遷などから現在までが
書かれていて、断片的な知識を統合するのにも
参考となりました。

著者からは、日本の銀行への批判がありつつも、
愛情が感じられます。


以下、メモ。


------------------------------------------------------------


■銀行は預金でも貸出でも利益をあげていない

 預金は銀行にとって、「ないと困るけど、多いのも困る」
 存在。

 預金金利と市場金利があまり変わらず、
 預金としてお金を集める場合にかかるコストが
 高い。

 95年以降はコストを持ち出しして預金を獲得
 しているようなありさま。

■貸し渋りを受けた中小企業は4%に過ぎない

 銀行が慎重になるのは、中小企業自体の収益力が
 低下しているという、根本的な理由によるところも
 大きい
 (中小企業の収益力は、バブル期、ポストバブル期を
 経ても回復しておらず、80年代前半の3〜4分の1)

■ALMという隠れた利益の源がある

 ALM(Asset Liability Management 資産負債管理)
 預金や貸出などの契約期間のずれをうまく調整して
 いくこと。

 長期の市場金利と短期の市場金利の間にはさまれた
 部分が、実は銀行にとって多きな利益につながっている。
 これをALM収益と呼ぶ。

 「預金は短期、貸出は長期」という傾向と
 「短期金利は低く、長期金利は高い」という通常の
 金利傾向である限り、巨額のATM収益を”構造的”に
 あげることができる。

 銀行は「預金・貸出会社」というよりも「ALM期間」に
 近づいた。
 ALM収益は金利変動の影響を多く受ける。

 相手を信用して融資したお金が返済されない信用リスク
 だけでなく(バブル期破綻した長銀やたくぎんといった
 銀行はこの信用リスクが原因で破綻)、
 この金利リスクという大きなリスクを
 読むことは重要になっている。

 生命保険会社の場合も、金利リスクは非常に重要。
 東邦生命、千代田生命などポストバブル期に破綻した
 いくつかの生保は金利リスクが原因で破綻。

■既存銀行(メガバンクや地銀)でネットバンキングを
 地用しているお客は、数パーセントに留まる。

 →優遇金利でネットバンキングを使ってもらい、
  支店の窓口からネット取引にお客を誘導して
  業務効率を改善しようとしている。

■銀行にとって魅力的なのは、投信や保険を販売する
 ことで、預金の収益性に比べて圧倒的に高い手数料を
 得ること。

■預金金利には「72の法則」がある。

 72を預金金利のパーセントで割ると、
 その金利で預けて残高がちょうど2倍になるまでの
 年数と一致する。

 (例)金利0.5%なら、2倍になるまで144年もかかる

 投信や貯蓄性の保険が、変動は
 あっても中長期的な視点ではそれなりのリターンに
 つながる可能性がある

■日本の銀行がリードしてきたものはほとんどない

 ATMネットワークの発展などの業務改善分野だけ

■日本の銀行業は、世界的に見て儲からないビジネス

 日本の銀行の収益性は、バブルの前から概ね一貫して
 アメリカ、イギリスの銀行とくらべて低い

 アメリカやイギリスの1兆円銀行がお金を集めて
 貸していくことで得る収入以外にも、いろいろな
 サービスで得ている手数料がかなり多い

 今後いろいろなサービスを通じて手数料をもっと
 稼ぐことが課題。
 振込、両替といった昔ながらのサービスもあるが、
 投信や保険などの金融商品の販売もある。
 (2008年には銀行による投信の販売が全体の50%にはなった)
| BOOKS | 02:57 | comments(0) | trackbacks(0) | このエントリーを含むはてなブックマーク

アメリカ型成功者の物語

『 アメリカ型成功者の物語』
野口悠紀雄






著者は「「超」整理法」などでも有名な野口悠紀雄氏。

・19世紀のカリフォルニアで起きたゴールドラッシュ、
・鉄道王リーランド・スタンフォードによるスタン
 フォード大学の設立
・シリコンバレーの起業家たちとIT産業の発展
これらは密接に結びついている、というのが本書の
メッセージ。

ゴールドラッシュの時代の話で有名な
リーバイスの話などは知っていたが、
たくさんの成功の話、失敗の話・・初めて知る話が多く、
面白かったです。

大陸横断鉄道をつくった「鉄道王」たちの富の源泉の話
なども面白い。
株式会社であったが、株式会社制度では大金持ちになれない、
しかし、裏に巧妙な仕組みがあったという話など。
(本書は「物語」と銘打っているので、この場で多くは
書きませんが・・)

現代のゴールドラッシュ(IT)として、
グーグル、シスコ、サンをはじめとする成功の話と、
その反面、ネットスケープやブリタニカなどの失敗の
話も。

興味深かったのは、
IT自体がゴールドラッシュなのだが、それだけでなく、
「19世紀のゴールドラッシュにおける最高の成功者が
その理念を結実させた大学を作り、それによって、ITの
世界が開けた」
ということ。

スタンフォード大学なくして、ITはなかったかもしれない
んですね。

以下、個人的に気になったところをレバレッジ・メモ。


------------------------------------------------------------


■本当の金は、ブルー・ジーンズや馬車便など、人々が
 気づかないところにあった

ゝ靄の富を築いたのは、金を採取した人ではなく、
 つるはしやシャベル、丈夫なズボン、送金サービスや
 移動手段など、金採取者が必要とするサービスを提供
 した人。

 同じことが今繰り返されている。
 IT革命で成功したのは、インターネットを使うために
 必要な手段を提供している人々や企業。

 シスコシステムズはその典型。

⊃佑汎韻犬海箸鬚笋辰討蘯要供給の法則に支配されて
 しまうので、目覚しい収益を上げることはできない。

 これから逃れるには、独占的な地位を築くしかない。

 ゴールドラッシュの最初の成功者ブラナンは買占めによって、
 リーバイ点ストラウスなどの人々は技術力によって
 市場を独占した。

 シスコも、真の強さは技術力でなく、高価格をつけられる
 市場支配力と言われる。

■シスコの売上高の「3年で4倍」という成長率は、
 (単なる偶然の符合であるが)、
 「ムーアの法則」(半導体のトランジスタ数は18ヶ月で倍増する)
 が予測するものと同じ。

■シスコのビジネスモデル A&R

 一般的なM&A(合併・買収)でなく、
 R&D(研究開発)とM&Aを組み合わせた
 A&R(acquisition&development 買収・開発)

■詰め込み教育を批判する人は、アメリカの大学院で
 いかに猛烈な詰め込み教育が行われているかを
 知るべき。
 そうした教育こそが、掴み所のない難問に直面した
 ときに、「手がかりはどこかにないか?」と考え、
 そのための地道なデータ収集に向かうという態度に
 つながる。

■ネットスケープの失敗からの教訓

1)「入口(検索エンジン、ブラウザ)を制する者はITを制す」

 三国志の「中原を制す者は天下を制す」とは内容が違う。
 「中原」とは、国の中心部。
 「中心が重要」というのは、伝統的な社会や産業の
 特徴。
 例えば、自動車産業で重要なのはエンジンだが、
 ITでは、中心でなく入口が重要。

2)「剣によって立つ者は剣によって滅ぶ」

■ブリタニカの失敗

コア・コンピタンス(核とな競争力)さえあれば安泰という
わけではない。
強力なコンテンツを新しい時代に見合うビシネスモデルに
適切に結合しえなければならない。

■サンクコスト(埋没費用:今まで払った費用)にとらわれてはいけない

■皆と同じことをやってはいけない

■社会が大きく変化するとき、それに対処する方法の
 基本を把握することが必要。

 成功の法則と失敗の法則を正しく理解すること。
| BOOKS | 01:27 | comments(0) | trackbacks(1) | このエントリーを含むはてなブックマーク

ビリーバット

昨日は焼き芋焼酎の「鬼火」というお酒を飲みました。
ふつうの芋焼酎よりも香りが華やかで甘みがある感じ。
美味しかったです。

以前、山芋焼酎というのも頂いたことがあったのですが、
こういう変り種は今後も探してみたいです。


そういえば、6/23に浦沢直樹の新刊が出てたので、買いました。


『ビリーバット』




「戦後最大の闇」と言われる、下山事件を題材にした
もので、かなり面白い。

あの白州次郎なんかも出てきていて、
次の巻が待ち遠しいです。
| BOOKS | 17:58 | comments(0) | trackbacks(0) | このエントリーを含むはてなブックマーク

未来を予見する「5つの法則」

未来を予見する「5つの法則」




タイトルは何やらスピリチュアルな感じではありますが、
本屋でビジネス書のコーナーにあり、手に取ったところ、
著者は、あの田坂広志氏。

昨年末に、年末年始は普段の仕事から離れた本を読もうと思って
購入しましたが、読めておらず、やっと本日読み終えました。

本自体はシンプルな構成で、言い回しも平易にされているため、
一気によめば1時間ほどで読める内容です。

しかし、内容は深く、味わい深い。

本書は、弁証法的思考を身につけることで、
未来を「予見」できるというもの。

読みながら、本に散りばめられたキーワードを起点として、
「未来」を想像していく楽しさがありました。

弁証法的思考は、仕事と生き方、両方に活かせますね。

なお、西洋哲学には明るくなかったため、この「弁証法」と
いうのは恥ずかしながら初めて知ったのですが、東洋思想の
考えは好きで、中学生のときに、「老子」や「荘子」の本を
読んでいたため、思い出すと、確かに共通点があるなと納得
しました。

ただ、これらから未来を予見していくという手法は、
哲学者ではなくビジネスに携わっている田坂氏ならではであり、
ダイナミックなところですね。

田坂氏の専門である社会起業家やネット・ビジネスについても
触れられており、ネット・ビジネスに携わっている者としても、
日々肌感覚で感じていた感覚や、考えと同じものも多く、
同意できる内容でした。
(一部、「Web2.0革命」という言葉も出てきますが・・、
キャッチーな言葉を使われたのでしょう。)


以下、メモ。

----------------------------------------------------------------------

・未来は「予測」できない。しかし、「予見」はできる。

・未来の予見のためには、「弁証法」的思考を用いる。

・「弁証法」は、ヘーゲルだけの哲学ではない。

 西洋哲学において、その始まりはソクラテスの「対話」にある。

 また、東洋思想においても
   仏教:般若心経の「色即是空。空即是色」
      禅の公案
  道教(タオイズム):「陰、極まれば、陽。陽、極まれば、陰」
 という弁証法の哲学がある。

・弁証法の法則は5つ。

 第一の法則 「螺旋的プロセス」による発展の法則
       世界は、あたかも、螺旋階段を登るように、発展する
 第二の法則 「否定の否定」による発展の法則
       現在の「動き」は、必ず、将来、「反転」する。
 第三の法則 「量から質への転化」による発展の法則
       「量」が、一定の水準を超えると、「質」が、劇的に変化する。
 第四の法則 「対立物の相互浸透」による発展の法則
       対立し、競っているもの同士は、互いに、似てくる。
 第五の法則 「矛盾の止揚」による発展の法則
       「矛盾」とは、世界の発展の原動力である。

・弁証法的思考を使うと、次なる「主戦場」が分かり、「戦略思考」の役に立つ。
 これから起こる「十二のパラダイム転換」が見えてくる。

 1)「貨幣の経済」に対して、
  「善意の経済」が影響力を増していく。
  そして、新たな経済原理が生まれてくる。

 2)多くの消費者や生活者が、
  社会の変革とイノベーションのプロセスに
  参加するようになる。

 3)「政治」の分野だけでなく、
  「経済」と「文化」の分野でも、
  直接民主主義が実現する。

  4)言葉を使ったコニュミケーションではなく、
  言葉を使わないイメージ・コミュニケーションが
  広がっていく。

 5)「考える」ことを重視する文化と、
  「感じる」ことを大切にする文化が
  融合していく。

 6)誰もが、自分の中に眠る
  いくつもの才能を開花できる
  「ダ・ヴィンチ社会」が到来する。

 7)誰もが、自分の中に隠れている
  「複数の人格」を表現できる
  「脱ペルソナ社会」が実現する。

 8)単一価値の「イデオロギー」の時代から
  様々な価値観を受容する
  「コスモロジー」の時代に向かっていく。

 9)排他的な「一神教」の時代から
  様々な宗教が共生する
  「新たな多神教」の時代が始まる。

 10)「機械論的世界観」に基づく科学ではなく、
   「生命論的世界観」に基づく科学が
   主流となっていく。

 11)現代文明の「科学技術」と
   古い文明の「生命論的な智恵」の
     融合が起こる。

 12)東洋文明と西洋文明が
   互いに学び合い、
     21世紀の「新たな文明」が生まれてくる。

----------------------------------------------------------------------


本書とは関係ないですが、
趣味・嗜好というものは、親と似てくるものだなぁ、と思いました。
(資質的、というより環境的に)

思い起こせば、東洋思想に初めて触れたのは、
亡き父の書棚の本でした。

自分でビジネスをやりながらも、
哲学や思想等が好きで、膨大な量の書棚の中でも関連書籍の
数が多く、よく思想家(危険な思想家ではありません、念の為)の方
とも意見を交わしていたのを、思い出します。
| BOOKS | 13:43 | comments(0) | trackbacks(0) | このエントリーを含むはてなブックマーク

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

勝間和代さんの著書「起きていることはすべて正しい」の中でも
紹介されていて、話題になっているこの本。


『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』



私の場合は、部署のメンバーがこの本を会議で皆に紹介し、
部署全員分買ってきてくれたのですが、別の部署でも流行っていると
聞きました。

この本では、
200万人を対象にした調査を経て、才能を34種類に分けています。
そして、「Strength Finder」という分析ツール(180のテスト)によって、
34の才能のうち、自分の持つ強みを5つ見つけようというものです。

本のカバー裏にコードがあり、そのコードを使って専用サイトに
アクセスして、サイト上でテストを受けます。

そのテストの結果で5つの強みがわかり、
強みがわかることで、それを土台に人生を築きあげていけるとのこと。

私の場合は、次の5つでした。

・学習欲
・達成欲
・コミュニケーション
・自我
・社交性

結果として出てきた5つの強みは、私自身が自覚していたものであったので、
「これは違うでしょ」という違和感や、「こんな隠れた強みがあったのか」と
いう新しい発見のようなものは正直なかったのですが、逆に全て見透かされた
ようで驚きました。

なお、「自分の資質が気に入らなければ、新たな資質を開発できるのか」
という疑問には、本書は
ひとことで言えば、答えはノー

とありますが、
新たな資質を得ることはできないが、備わっている資質を活かして、
新たな強みを築くことはできるということだ。

ともあります。

上記の、資質と強みの定義の違いが曖昧ですが、
ここでいう強みとは、「新たな知識と技術」ということであり、
資質はまず一生変わることはないが、人生の方向性を変えることは
できるようです。

今後、5つの強みをぜひ活かしていきたいと思います。
| BOOKS | 00:51 | comments(0) | trackbacks(0) | このエントリーを含むはてなブックマーク

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